お知らせ
マスク等の着用が困難な状態にある発達障害のある方等への理解について
発達障がいのある方の中には、触覚や嗅覚等の感覚過敏(*1)といった障害特性により、マスクの着用が困難な方がいます。
*1) 感覚過敏とは、聴覚・視覚・触覚・嗅覚・味覚等について、非常に敏感になっている状態であり、発達障害のある方に多いとされる特性です。その状態や程度は人それぞれであり、感覚過敏により日常の生活に大きな支障をきたすことがあります。
このような状況に対して、世界保健機関(WHO)の「COVID-19に関連した地域社会の子どものためのマスク使用に関するアドバイス」においては、「発達上の障害や他の障害、またはマスク着用に支障をきたす可能性のある特定の健康状態をもつ子どもに対しては、マスクの使用を強制するべきではない」「フェイスシールドなどのマスク着用に代わる選択肢を与えるべき」としています。
つきましては、発達障害等によってマスクが着けられない方への御理解・御協力をよろしくお願いします。
また、沖縄県発達障害者支援センターでは、マスクの着用が困難な方へ意思表示のツールとして「マスクをつけられません」バッチを作成いたしました。
バッジについてのお問い合わせは、以下の注意事項を確認して頂いた上で、お住いの市町村障がい福祉担当窓口へお問い合わせください。
なお、バッジの数には限りがありますので、ご理解の程、よろしくお願いいたします。
※在庫を切らしている市町村もございます。窓口にご確認いただきますようお願い致します。
〇注意事項〇 ←こちらをクリックして、注意事項をご確認ください。
参考サイト
発達障害情報・支援センター「新型コロナウイルス感染症拡大に伴う 発達障害児者および家族への影響 ―当事者・家族向けアンケート調査結果よりー」
http://www.rehab.go.jp/application/files/8716/1224/5366/2021_02_.pdf
「マスク等の着用が困難な状態にある発達障害のある方等への理解について」
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_14297.html
「厚生労働省新型コロナウイルス感染予防のために」
https://www.mhlw.go.jp/stf/covid-19/kenkou-iryousoudan.html#h2_1